Chocolateyのインストールと設定

今回も事故によるPC再構築に伴う備忘録です( ..)φメモメモ

Chocolatey再導入しようかどうか迷ったけど、
度々サイト調べて、ダウンロードして、解凍したり、インストーラー起動したり、
アップデートとか諸々めんどくさいので、やっぱりインストールすることにしました。

Chocolateyとは？
・Windowsの為のパッケージ管理ツール
・NuGetパッケージを基盤としたPowerShell実行エンジン
・Linuxでいえばyum
（yumはLinuxのディストリビューションで標準で利用できるパッケージ管理ツールです）

ちなみに迷ったのは、主にProgramFileとかに無秩序にインストールしちゃうからです。
インストーラータイプは--notsilentつければインストール先指定できちゃうんですけど、
アップデートの時に再度--notsilentで指定しないと、
パッケージによってはデフォルトのインストール先にインストールしちゃうんですよね…。

なのに、インストール済みパッケージのインストール先を取得するコマンドが無い？
（私が知らないだけかな(/ω＼)）

というわけで、今回はChocolateyの導入手順です。
といっても、細かい事にこだわらなければコピペするだけですけどねっ♪

動作環境

・OS : Windows7/8/8.1/10、WindowsServer2003/2008
・PowerShell :  v2.0+
・.NET Framework : 4.0

（インストールされてなければchocolateyのインストール時に.NET 4.0のインストールされる）

事前準備

Windows PowerShellプロファイル作成

>Set-ExecutionPolicy RemoteSigned >new-item -path $profile -itemtype file # Chocolatey profile $ChocolateyProfile = "$env:ChocolateyInstall\helpers\chocolateyProfile.psm1" if (Test-Path($ChocolateyProfile)) {   Import-Module "$ChocolateyProfile" }
プロファイル作成の詳細はコチラ

環境変数の設定

自動で設定されるので、設定しなくても問題ありません。
システム変数に追加されるのがイヤとか、
特に理由がなければこの項目は無視して大丈夫です。

＊ちなみにChocolateyInstallもユーザー変数にPROGRA~3で指定してみたら、システム変数に強制送還された挙句、デフォルトのパスじゃないとか何とか怒られましたｗ

WARNING: Installation folder is not the default. Not changing permissions. Please ensure your installation is secure.

ちょっとしたイタズラ心ってやつです。
生暖かい目でスルーしてやって下さい(/ω＼)

一応上記のエラーが出てもインストールは出来ました。

＊Pathの方をPROGRA~3とかしちゃうとシステム変数に2重登録されちゃいますので、
どうしてもPROGRA~3が良いっていう方は後から変更しちゃって下さい。
Chocolateyのアップグレードの時とかにどうなるかは知りません(´▽｀*)

システムプロパティ

WindowsKey＋R
>sysdm.cpl

詳細設定タブ＞環境変数

ユーザー環境変数にpathという変数がなければ新規、あれば編集
＊編集する場合、既存のPATHを消さないようにｗ

変数名：Path
変数値：C:\ProgramData\chocolatey\bin;

Chocolateyのインストール

Chocolatey Install（公式サイト）
上記のサイトから以下のコマンドをコピペ
cmd @powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET "PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin"
PowerShell iex((NewObjectSystem.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))

管理者権限でコマンドプロンプトかPowerShellを起動

cmd - Windows 8以上

WindowsKey＋X
>A

cmd - Windows 7以上

WindowsKey
>cmd
Ctrl＋Shift＋Enter

powershell - Windows 7以上

WindowsKey
>powershell
Ctrl＋Shift＋Enter

コピペしたコマンドを貼り付けて実行

>choco

と入力してversion等が出力されればok

下記のWARNINGはChocolateyを使うにはShellの再起動が必要ですと書いてあるだけなので無視でokです。
Path通してた人は大丈夫なはず…？

WARNING: It's very likely you will need to close and reopen your shell before you can use choco.

アンインストールの設定

Chocolateyの管理から外すと共に、アンインストーラーを起動しPCからも削除されるように設定
>choco feature enable -n autoUninstaller
chocolateyの管理から外れるだけでPCから削除されない設定
>choco feature disable -n autoUninstaller

パッケージ一覧

Chocolatey Packages（公式サイト）
listで類似パッケージが大量に検出されたり、detail使ってもよく分からなかったら上記のページが便利です。
パッケージの公式サイトへのリンクも掲載されてます。

よく使うコマンド

パッケージ検索 clist hoge (choco list hoge) インストール済みパッケージ一覧 clist -l (choco list -l) パッケージのインストール cinst hoge (choco install hoge) パッケージのアップグレード cup hoge (choco upgrade hoge) cup all (choco upgrade all) //一括アップグレード option --noop //実際には何もしない --notsilent //GUIでインストール --params="'/VALUE'" //パッケージにパラメータを渡す default:unspecified --timeout=VALUE //タイムアウト時間指定 default：2700s 0.10.4 : infinite : 0 --version=VALUE //バージョン指定 default:unspecified -y //全ての確認に承諾する パッケージのアンインストール cuninst hoge (choco uninstall hoge)

Error

上記に記載した警告以外に以下のエラーが出てました。

WARNING: You can safely ignore errors related to missing log files when upgrading from a version of Chocolatey less than 0.9.9.
    'Batch file could not be found' is also safe to ignore.
    'The system cannot find the file specified' - also safe.

0.9.9未満のバージョンからのChocolateyのアップグレード時にログファイルが見つからないことに関連するエラーは無視して問題ありません。

「バッチファイルが見つかりませんでした」
「システムは指定されたファイルを見つけることができません」
は、無視してok、大丈夫だよーって書いてあるんですかね？ｗ

適当ですみません(;´･ω･)